片腕マシンボーイ

愚鈍の微笑みの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

愚鈍の微笑み(2023年製作の映画)
3.9
思わぬ柴の登場にマシンボーイ歓喜!やったー!

こんな日は仲良し3人組集まってBBQするってばよ!って話

いやね、最近忙しくて休日が半分くらいしかとれないからば、今日は深夜回の「ゴジラ -1」から始まり、24時間で6本の映画をまとめて劇場で観てきたわけよ!どやぁ!
んでね、もう昼間1番に観た某昔話映画がマシンボーイ好み過ぎて早くレビュー書きたくてウズウズしていたんやが、本作を観てしまったらば…月並み薄味反戦映画「ゴジラ -1」の次はこれのレビューせんワケにはいかんってばよ!言うてね、予定を変更してお送りさせてもらうぞ!

いやね、宇賀那監督の新作、田辺桃子ちゃんと森田想ちゃんの共演ならばマシンボーイには観る義務がある!と内容も知らんと都内上映最終日に滑り込んで観てきたんやが、まず60分ほどの上映時間のうち、前半20分強セリフ無し!いやぁ、普段より短い4時間睡眠で本日5本目、まぢちょっと危ないんとちゃうか?思う瞬間がありましたが、好きな想ちゃん桃子ちゃん、そしてキュートの具現化柴ワンコロ!っつ〜無敵の布陣になんとか耐えきり
さぁ、やがてポツポツと会話が繋がりだせばね……え?これまぢなんの話なん?ド派手な衣装のギャル達がウォーキングデッドの最終回に感慨に耽り、チーズバーガーを奪い合い、焼いた肉食えや!爆音で踊り出せば柴ワンも何事か?とこちらを覗きこみ
ところが話が進むにつれて、やがてその映し出されている世界はある特殊で恐ろしい、しかし今もこの地球のどこかで毎日の様に起こっている1日を描いていることが明らかになっていくのであります!恋バナの向こうから徐々に近づいてくる不穏の主の恐ろしさ!

いやね、数多くの名作傑作珍作が撮られているジャンルとはいえね、このアプローチでここまで効果的に描いた作品は他にあるかね?うん、めちゃんこ怖かったし、めちゃんこ沁みた!アホみたいな予算と大仰なCGとか使わんともアイデアとセンスでこんな素晴らしい作品なるとか……
うん、まぢこんな上げ足取りしてもしゃ〜ないけど同じ日に観てしまったらば「ゴジラ-1」のやっすいドラマが思い出されてマシンボーイは震えたよねぇ

あとな、爆音にも燃え盛る人間にも動じずウンともワンとも言わない柴ワンの賢さ!キャベツかな?シャリシャリ良い音させながら食べる姿も可愛かったし、チンが見えなかったから女の子かな?めちゃ美人さんな顔立ちしていたなぁ、ぺろぺろぺろぺろ、まぢ無事であれ!

ちなみに!主演?の柴ワン、あと桃子ちゃん想ちゃん以外にもうひとりキャストが、ほぼ4人劇やったんやが、もひとりは知らん人やったんよ(フィルマ登録画像右)……なんかオセロの中島の若い頃に似てんなぁ、思って観ていたんやが
ごめんなさい!舞台挨拶にいらっしゃったもひとり小出薫さんはめちゃんこ美人やったわぁ、顔小さ!オセロの中島どころか……真木よう子似!あぁ「異物」の主演の方かぁ!
うん本日の6本目が「愚鈍の微笑み」と同時上映やった「やぶからぼうに笑え」やったんやが、そちらの主演が小出薫さん、「やぶからぼうに笑え」がフィルマに登録されてないからこっちで同時にレビューしちゃうが、なんやぁ!小出薫さんが役者辞めちゃうからそれを送り出すべく撮った寄せ書きみたいな作品かと思って観ていたら……辞めへんのんかい!まぢなに見せられてんのや?感が凄かったんやが、舞台挨拶の話を聞いてなんとか補完できたぞぉ
ま、傑作の「愚鈍の微笑み」に対してパーソナルが過ぎて小出薫さんのファンなら泣けるんちゃう?って珍作「やぶからぼうに笑え」、とにかく「愚鈍の微笑み」は本日でとりあえず都内がいったん終わり地方巡業行くからば各地の皆にもぜひ観てほしいぞぉ!
ちなみにマシンボーイは想ちゃんの青い衣装が1番好き〜、想ちゃんと柴ってなんか相性良いイメージあるわ!他に共演していたっけ?