構図は悪いし、説明は冗長だし、お世辞にも上手いとは思えないが、ハリウッドの枠を超えたインディー映画のハシリとして評価されているマーロン・ブランド唯一の監督作。
少なくとも、エンディングの展開は見事。
例えば、主人公が復讐するから相手の娘と恋に落ちて、復讐の経緯を説明する場面、観客は既に知っているので、映画的な省略で良いのですが、ここを説明してしまうから、2時間を超えてしまいます。
ブランド、怖そうだから、誰も云えなかったのかな?
展開を作った脚本家、2人のどちらかは判りませんが、『突撃』『卒業』『小さな巨人』のカスダー・ウィリンガムがいい仕事したのかな?