さな

カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~のさなのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

愛しい!すてき!

現実世界にこんな愛しくて可愛くてすてきな生活を送っている人がいるのか、!と思った
最近PERFECT DAYSを観たばかりで、平山さんとは違ったタイプだけど(そもそもフィクションとノンフィクションで違うけど)角野さんもすてきな毎日を送っていて、こんな風に生きれたらと思った

角野さんがお茶目で可愛くてずっとにこにこしながら観てた
こんな風に生きていきたいな、と思うと同時に、お友達になりたいなと思った

個人的に、どんなジャンルでも、クリエイター、0から1を生み出す人がとても好き
角野さんのお話を聞いて、この方は何かに強いられて書いてるのではなくて、書かずにはいられないから書いているのだと思った
そういう風に何かを生み出さずには、何かを表現せずにはいられない人たちが心から好き
角野さんが自分の作品について語るシーン、造り手が自ら自分の作品について言語化する、言葉として形に残すのが好き
受け手としては、造り手が生み出すものをただそのまま自分が感じるように受け取るしか出来ない
それも自由があって良いけど、私はたま〜に造り手から「これはね、」と込められた思いやバックボーンなどを聞くのがとても好き

角野さん自身もすてきな方だけど、角野さんの周りの方もすてきな人たちだった
娘さんはほんわかした雰囲気のある方だったし(娘さんの描くイラストがとても好みでした、12歳であんな素敵な絵が描けるなんて、、、)
角野さんがよく行くブティックの店員さんもとても好き、笑い方が好きだった

角野さんが絵本を読んで「本屋に行かなきゃね」と言っていた
私も、角野さんが読んでいた絵本を見て「本屋に行きたい」と思った
ああやってお友達と一緒に絵本を見ながら、絵本の中心ではないサイドストーリーに注目しながら、お喋りしながら絵本を読みたいと思った
角野さんのお友達が「私たち大事にしてるものが同じなの」と言うのを聞いて、どんな形であれ関係を築くのにそれってすごく大切だ〜と思った

角野さんのお洋服がとても可愛かった
ネックレスと同じ色の眼鏡を付けたり、靴下の色や帽子の色と合わせてみたり、色が素敵
眼鏡でおふざけをする角野さん可愛い

昔異国で出会った少年と、音信不通を経て60年振りに再開するなんてこれこそまさに事実は小説よりも奇なりだなあと思った
また出会えるといいな

角野さんがとても柔らかに、ほがらかに、可愛くお茶目にお話をするので、私もそんな風な話し方をしたい!と思った
でも20代の時の角野さんはキリリとしていて、まだ私もキリリとしていていいのかもと思った
さな

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