バリー・コーガンが期待どおりに気持ち悪いなぁ バスタブに顔を埋めてジュルジュルやるのはやり過ぎで嵌まり過ぎ
最初から最後まで猛烈に髪型が変でした
美しいと他人に言わせる暗い瞳は断われない強さを持っている
フェリックスを好きになるの分かるなぁ
独特の人の良さがあります
オリヴァーは僕はフェリックスに正直に向き合っていたとか回想しているあたりが嘘をついている意識がまるでない
嘘だって意味もなく価値はなくて
彼にとって確かなものは何もなかった
大切な友達となったフェリックスを作ったソルトバーンや家族や屋敷が唯一確かなものとして見えたのかもしれない
自分を作ったものへ眼を背けて現状を変えたいという衝動から始まって
フェリックスへの愛おしさが憎悪となってしまい自らの身を蝕んでいる
人間の弱さを露呈してこの作品に出てくる全ての人間が陥っている虚無を毒々しく何よりも美しく描いていた
フェリックスは自分を作ったものを愛していたからこそオリヴァーが惹かれていたようにも観れた
