もっと毒のある風刺が効いて貧富の差や生まれもっての境遇など抗いようのないものへの皮肉めいたものかと思いきや…案外、普通に成り代わり人生系ストーリー映画に思えた。別段、主人公にコレという背景もなく、成り上がり目的なら別段サイコパス味見もない。主人公が冒頭や結末で語る程、そこまで愛も憎しみも感じない。確かに話題に上がっているような印象に残る気持ち悪いシーン（変態的）もあるけど、物語の必然性よりエンタメ部分で視覚的効果狙いなのかな？と勘ぐってしまった。最後の悪行ネタバレ披露から全裸ダンスのエンディングは観ていてキツかった。
