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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のringringのレビュー・感想・評価

1.0
浅野いにお原作、冷笑系の極致といった感想。こういうアプローチは正直大嫌いなので私情を大いに込でこの点数だけど、強度の高いアニメ作品だと感じた。
この世を冷笑する人たち、を冷笑する人たち、を冷笑する人たち...のように何度も冷笑を重ねることで洗練していく。そうやって「まっすぐ」良い世界をつくって行こうじゃないか!という心意気。その過程で涙あり、悲しみあり、絶望あり。人々の中途半端さを肯定し、結局のところ、優しい世界を目指していて、人々の生き様を冷笑で掬い取ろうとする意図を感じた。
僕とは相容れない存在だが、きっとこのやり方でも人は優しくなれるんだろう。
酒のツマミの話での浅野いにお先生の態度は「あー、なるほどね...」という感じだった。
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