2024_63 ❶❻
このセカイに唯一絶対があるとしたら…
青春系世界滅亡映画として最高の出来だったのではないかと思います。前章で残した謎を回収しつつ壮大な結末に向かって走り続ける後章。前章後章しっかり劇場鑑賞をオススメいたします。
状況は至ってシリアスだし絶望感しかない未来に対し、あくまで呑気で柔らかい日常を生きる主人公たち。意外とそんなものなのかもしれないしそうでないのかもしれない。
世界は繋がっているが、しかしセカイは自分の半径5mが平和ならそれで良いと思ってしまう。守りたいものは半径5m以内に置いておけば安心なのだ。
以下ネタバレあります。
メイン２人の堂々たる声優っぷりは素晴らしいの一言。しかし後章はあまり見せ場がなかった（特に門出）様に感じた。もっと2人の見せ場を期待していたのだが、大葉とおんたんがメインでした（しかも入場特典でネタバレするという…やめてくれ〜！こちとら原作読んでないんだよ〜🥹）
そして衝撃のラスト！『例え世界が滅びようともボクはキミを守る』をそのまんまやりました！という、ある意味振り切った作品。おんたんと門出の絶対的な関係は何よりも大事なんだなぁ。門出、大葉、友達･･･どんな未来よりも大切な今。家族や大事なものを喪ってでも守りたかったもの。そんなものがあなたにはありますか？と問われているよう。
観終わったあと、やはり気になるのは原作漫画。多分かなり省略されている部分があるだろうから、近々読みたい。そして映画は前後ブッ通しでもう一度観たいです。
※追記
何やら海外では全18話のシリーズ作品が配信されており、原作準拠のストーリー展開との噂もある。今のところ日本での配信予定なし。なんてこったい！同時進行でシリーズも作っていたのか！？早く日本でも観られるようにしてください。
