ノラネコの呑んで観るシネマ

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

4.8
藤子不二雄を換骨奪胎して、ある意味究極のセカイ系をやった作品。
前作の時点で「こう言うことかな?」というのはあったのだが、全貌が見えたので、これでようやく何がどう面白いのか、言語化することが出来る。
とは言え、内容的にはサプライズに満ちているので、ネタバレは避けた方がいい。
前章で感じていた、えも言われぬエモさの理由や、細かな違和感などは完全に解消した。
後悔と罪悪感が原動力なのは、「タコピーの原罪」なんかにかなり影響を与えてそうだなと思った。
我慢していた漫画の後半もやっと読めるが、ラストは異なるらしいのでどう変えているのか楽しみ。
とりあえず傑作なのは間違いなく、門出と凰蘭に幾田りらとあのをキャスティングした人は天才。
漫画読んでからネタバレブログ書きます。
ブログ記事:
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