このレビューはネタバレを含みます
う～～～～～ん、前章はテンポよく進んで作品に引き込まれる感じとか、画面が面白いって思えるってシーンが多かったのに、後章ではあまりそういうシーンがあまりなかった。
展開が妙にスローペースで進むので、映画後半付近で「ここからこの話収拾つくの？」と思ってたら案の定さくっと雑に終わっちゃって消化不良だった。映画の完成度としては、わざわざ前章と後章に分けて最後これ？という感じ。
小比類巻君、ラスボスみたいな立ち位置にならないならテロ部分あんな長々とやらなくても良かった気がする。彼女を思い出すシーンすらないし、最終的に中途半端な被害だったし、謎に生存しちゃうし。最後まで宙ぶらりんなキャラだった。
おんたんがシフターになってまで門出を守ったんだから、その辺のお互いの感情部分にもっとフォーカスしてほしかった。おんたんはあの結末に満足するんだろうか？
このそもそも、おんたんと門出が主軸なハズなのに後章ではあまり活躍せずに大葉君と小比類巻君のシーンが多かった印象。前章がかなり良かっただけに非常にもったいない。
原作は別の結末らしいので、そっちも読めってことなんだろうか？
