自分にとって”絶対”って思えるものがあれば何も変わらなくたって構わない
泥臭く全力で抗って食い止める人類補完計画
前章がありき
それでもこの後章の奥深さは好き
物語のプロットだけ見れば
並行世界だったり侵略者だったり人類内での派閥だったりと既視感な設定ではあるが
この構成の心地よさ
世界がどれだけヤバい事になろうが
日常の会話はくだらないし
恋愛だって普通にするし
個としての人類は脆弱
ただ群としての人類は
この宇宙の中で1番強く逞しくそして残酷で貪欲
人類はきっとこの先
地球が無くなるよりも先に宇宙を支配してしまうだろうし
宇宙が無くなるよりも先に時空も支配してしまう
個としては何も変わらなくても
群れとして支配する範囲が広がり続ける
ふと夜空を眺めて人間ってちっぽけだよなとそんな考えもいつかはできなくなる
目に入るものの全てが人類の支配下になってしまう日がいつかくる
それでも
個としての人類はこれから先も
くだらない話で盛り上がって
誰かを好きになってドキドキモヤモヤして
“絶対”なもののために命懸けで戦うんです
大満足のフィナーレ
原作はまた別のエンディングとのことでこれから読みます
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▼劇場
チネチッタ
CINE12
▼作品名
<LIVEサウンド×RGBレーザー> 後章 デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
▼日時
2024/5/25(土)
20:30~22:40
▼座席番号
J-10