余熱

熱のあとにの余熱のレビュー・感想・評価

熱のあとに(2023年製作の映画)
2.2
あまりにも沈黙して表情を映す時間が長すぎる。人物造形の放棄にも感じる。設定があまりにも無理があるものが重なりすぎている。そのうえで哲学的なものを垂れ流すものだからポカーンと口を開けるしかない。共感とか以前の前に考えさせる気持ちにさせてくれない。題材にも力負けしている。自分の中で戦っているだけで観客と真っ向からぶつかろうとする気持ちが感じられない。あと10歩くらいは及ばないけど、これからも頑張って欲しい。木竜麻生の演技は素晴らしかった。
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