はじめて予告を見たときに、この大正ロマンな探偵ものというレトロミステリーな雰囲気がドンピシャで（絶対見る！）と決めていた作品。
個人的には「クラメルカガリ」よりも物語の構成やテンポが安定していて見やすかった。求めていたものを最低限観れた感じ。
落語調の台詞が分かりづらいけど、それが却って作品の世界観とマッチしていて終盤では慣れてくる。むしろ心地良いくらい。
この時代の音楽とか色彩とか実際には生きたことない時代なのになぜこんなにノスタルジーを感じるのか不思議。観てて安心する。
ただ「クラメルカガリ」と共通していて終わり方がバタバタしているのと、事件の根本的な解決に至らない代わりに主人公の生い立ち的なところをオチに持ってきて誤魔化した印象。ちょっと中途半端だなと感じてしまった💦
でも世界観や雰囲気は抜群！「クラガリに曳かれるな」というワードもすごく印象的でワクワクさせられた。
続編があれば観たい！
