いつのまにか追加されてたのでMark

アメリカの"ヘヴィ・ロック"を扱ったドキュメンタリー
ジャンル的には、ストーナーロック、ドゥームメタル、スラッジコア、デザートロック、サイケ、ヘヴィドローンなどでこの界隈の音楽が好きな人にとってはたまらない内容

狭い世界ながらルーツはそれぞれ違っていてクラシックなヘヴィロックやブルース、又はスペーシーなサイケの流れを汲むもの、ハードコアパンク畑からアプローチするバンドなど様々なスタイルがあり微妙な違いからサブジャンルが増えてしまう結果に
ある意味、皆こだわりが強いとも言えるw

やっぱり、Kyuss、Sleep、Melvins、Acid Kingは外せなくメンバー、元メンバーの貴重なインタビューがある他、レジェンドであるPentagram、Wino(Saint Vitus、The Obsessed)についても多くの時間を割く
更にアートワークを手掛けるデザイナーらも登場し独自の世界観構築に多大な貢献をしていることが確認できる


これらを聴きはじめた当時、シアトルシーンの台頭により注目されるようになったメルヴィンズやアース、サウンドガーデンらと、イギリスからはグラインドコアの反動で遅くて重い音楽をとリードリアン(元ナパームデス)が結成したカテドラルがほぼ同時に現れた激動の時期でかなり衝撃的だったと記憶

ストーナーやサイケと付くぐらいなのでオーガニックなものやケミカルなものが背景にあるが実際そんなもの無くても十分楽しめる音楽
反復するリフと音圧で有無を言わさず酩酊状態に

個人的にはDead Meadowが多くフィーチャーされていて嬉しいのと(今作のタイトルとエンド曲も！)、明後日からジャパンツアーが始まるEarthlessのライブシーンがカッコ良くてテンション上がった

2回目 2014/09/04 DVD