西部劇の名作「荒野の七人」の続編。ユル・ブリンナーが引き続き主演、悪役に「ワイルドバンチ」でも悪役を演じるエミリオ・フェルナンデス。
悪い意味での続編ものとなってしまった本作。正直、シナリオがダメダメ。悪役にカリスマ性もなく、初見の人にも前作を見た人間にも媚びるところがあり…前作を見た人には納得したがいところ（前作で立ち上がった農民が本作ではまたヘタレに戻ってるところとか）もあります。何より、ストーリーが唐突すぎて冗長なきらいがある。ユル・ブリンナーがカッコいいところ、広大な西部の元風景を楽しめるところが救いでしょうか。話のタネとして見てはいかがかしら、安いバーボンでも仰ぎながら。
