もぐりん

傷物語-こよみヴァンプ-のもぐりんのレビュー・感想・評価

傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)
-
「我が名はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。鉄血にして熱血にして冷血な吸血鬼じゃ」

【あらすじ】
最強の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。又の名を、忍野忍(おしのしのぶ)。
彼女を狩るために派遣された3人のヴァンパイアハンター。ドラマツルギー、エピソード、そしてギロチンカッター。
戦いの末、ハートアンダーブレードは四肢をもぎ取られ、地下鉄のホームで息絶えようとしていた。
そんなハートアンダーブレードの元に、とある男子高校生が現れる。彼の名は阿良々木暦。同級生に欲情し、エロ本を買いに行った際に偶然怪異と出くわしてしまう助平で不運の持ち主である。
この二人の邂逅が、様々な"物語"を生むことになるーーー。が、このときは誰も知る由がない。

【感想】
本作の原型である〈傷物語〉三部作の1作目、『傷物語Ⅰ 鉄血編』は映画館で観た覚えがあるのですが、続く2作品観逃していたので、ここにきて総集編が拝めるとは!嬉しい限り。あまりSNSで宣伝をやっていた記憶がなく、映画館のフライヤーでその存在を知りました。その出逢い方も物語シリーズ的でよかったです。

ハートアンダーブレードには、鉄血にして熱血にして冷血というカッチョいいあだ名があるので、他の人にもつけてみます。降伏のドラマツルギー、イキリのエピソード、瞬殺のギロチンカッター。うん、我ながらいい笑

原作も読んだことがなく、3部作もⅠしか観ておらず、アニメも全シリーズは見てないので、所々「?」となるシーンはありましたが、音楽がカッコいいのと、久々に「なにかいいことでもあったのかい?」と聞いてくれるおじさんや知ってることだけ知っているJKに会えたので懐かしさと新しさを満喫できました。

やっぱ忍野のエンターシーン異常に力入ってるよなあ…笑
もぐりん

もぐりん