号泣
ひとと関わることは、薄氷のうえをおそるおそる歩くようなことだ それが音を立ててしまったときのことを想像して、結局踏み出さないでいる
もう氷はぱりぱりに割れてしまったあとで、あなたのところへ行く道がない
もしも泳いで来てくれるなら、私も泳いでいくけれど、それを見ているだけじゃなくて自分から泳いでいけたらよかったなと思った 自分はどちらかというと、氷の上を歩く前に叩いて、自分で道をなくしていたように思う
異人たちというタイトルを考えている
水の中の出来事だった
寂しい人のやさしさにばかり甘えてしまう
君を死神から守ってやる
吸血鬼を追い払ってやる