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眠りの地のAOIのレビュー・感想・評価

眠りの地(2023年製作の映画)
3.8
【大手に乗っ取られそうな葬儀屋ジェレマイアが、契約法専門外の黒人弁護士ウィリーを雇う】

口達者で傲慢にも見える叩き上げカリスマ弁護士ウィリー、成金の象徴のような金のメガネが悪趣味で、愛妻は顔がやや大きめ
ウイリーは味方にも敵にもしたくないタイプだ

判決については出来過ぎ感はあるが、実話だというから、事実は小説よりも奇なりと言うことか

静かな若手弁護士ハルの存在感が光る
それどころか、彼がいなければ成り立たない

根強い人種問題にも関わる見応えのある法廷もの
見逃しがちなタイトルの回収が涙を誘う
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