ジュネ監督の名前を知るきっかけになった映画だった。
当時は認識していなかったが、ニノ役がマチュー・カソヴィッツだと後から知ったときは驚いた。これに出てたのかと。
「かわいい」か「気味悪い」か分かれそう。不思議ちゃんワールド全開。
いたずらや空想がかわいかったり奇妙だったりおしゃれだったり。
ストーリー云々よりもこの独特の不思議な感じがいいんでしょうね。「かわいい」と「気味悪い」の境界線をずーっとふらふらしてるけど。
これ違う人が撮ったらサイコパススリラーにもできそうな話なんだけど、こんなにキュートで憎めないのはすべてオドレイトトゥとジュネのおかげだな。この世界観も最高だ。
初めてパリに行ったときアメリのカフェにも立ち寄った(観光地化してた)。
ジュネ監督はあの近くに住んでると聞いたが今まだいるのかな…