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華岡青洲の妻のJumblesoulのレビュー・感想・評価

華岡青洲の妻(1967年製作の映画)
3.5
有吉佐和子の原作は未読だが、80年代に水谷良重が加恵役の舞台版をテレビで観ていたので、物語の大筋は知っていた作品。
嫁と姑の対決話と見るのは間違いで、この時代は嫁にとっては旦那と同じくらい姑の命令は絶対であったらしい。
人体実験の犠牲になったのもこの二人だけではなく、もしかしたら病死した二人の妹も被験者だったのでは。
髭面の雷蔵さんは、侍ヒーロー役と全く人相が違うのが驚き。舞台版では姑役を何度もやっている杉村春子が、ナレーションを担当している。
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