アメリカに旅行するときは絶対感謝祭は避けなきゃいけないと思わされる映画。
冒頭のスーパーでの暴動からクライマックス過ぎて良かった。
その後も中盤くらいまでは良い具合に残酷描写がポンポン出てくるので、さすがイーライロスだなぁと。
ただお話がちょっとというか、これは…という感じで残念だった。
まず主人公たちが何故自分らが狙われてるか全く理解出来ていないのがフラストレーション溜まって溜まって。
民衆をスーパーに入れなければこんなことには…なんて見当違いのことを仰るものですから、そこじゃねえよ！お前らが先に入って調子乗ってるからだろうがよ！ という。
最後、犯人がそのことを告げるまで誰もそのことに触れないもんですから、この凶行が起きたのは必然だったんだなぁと。
更にこのフラストレーションが最後に解放されるかっていうと、主人公一派も全然死なないし、その死に様も、他と比べたら甘っちょろい殺し方で。
どうしてこいつらよりこの人がこんな死に方してんだよ！ 逆じゃねえか！ っていう、逆に溜飲が上がりきる始末。
そしてクレジット後、何かあるぞと思ったら…
最後の最後までフラストレーションを溜めてくる映画でした。
