ジャンプした地点からすると、まさかそこに着地するとはってオチでした。もちろん良い意味で。
大体半分くらいまではなんとなく展開を予想出来るというか、はあぁホラーの主人公ですねえというムーブをされてて多少思うところもあったりするんですが、急に地下の薄暗いところから綺麗な青空にシーンが飛びまして。
この場面が劇的に変わったあたりから、何かちょっと違うなぁと前のめりで見るようになり…で、よもやの着地を決められたという。
男が色々と反省して、俺は善人なのか悪人なのか…みたいなことを演説したその舌の根の乾かぬうちに階段を猛ダッシュするとこは大笑いしました。
その結末はそりゃそうだよな、なんですけど、ここまでやられたら清々しい。
こんななりのホラーなのに、何故かちょっと切ないというか、弱ってるときに見たら泣いちゃうかも…みたいな内容でとても良かった。
屋敷女を見終えたときの感覚に近しいものがあるかもしれない。
