（別媒体から感想を転記）
2024/06/01
2月にBunkamuraル・シネマでかかってた時に鑑賞済みだけど、その後あれはなんて素敵な映画だったんだろうと何度も思い返す余韻の長い作品だったので、2回目観てきた。やっぱりこれ上半期の新作でいちばん好きかもしれない。奇跡としか思えないショットもいくつかある。
終わりの始まりから始まるこの映画のワオな終わり方が、始まりの始まりだったら超嬉しいし、始まらなかった始まりの終わりだとしても切なくて良い。
2024/02/03
昨日からBunkamuraル・シネマで公開中のバス・ドゥヴォス監督作品2作、続けて鑑賞（予定）。聞き慣れない名前だが、ベルギーで注目を集めてる新進気鋭の監督らしい。市井に生きる人のちょっとした出会いと言ったら普通な感じだけど、ワオな終わり方と緑の画面が特別。
そういえば、私も昔コケを育てたことがあったような淡い記憶がある。
この作品、アピチャッポンみたいな睡眠導入系映画で、隣のおばさんは開始5分で寝入っていた。このあと同じ監督の『ゴースト・トロピック』のあとにタルコフスキーの『ノスタルジア』を観る予定で、睡魔を蹴散らす私に期待がかかる。
