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超能力少女のsotasotamovieのネタバレレビュー・内容・結末

超能力少女(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「超能力=存在意義」な気がするな。

ミナ、ジュリは自分が最も求める事象が具現化されてる
ミナは常に学年トップで、いつまでもトップを維持してる姿を周りに見てほしいし、自分もそうでありたい。
そう願うあまり、勉強し続けるために目が閉じれなくなった。
ジュリは、クラスメイトから「影が薄い」といじめられてきた。でもある授業で先生に、編み物を褒められ、クラスメイトからも必要とされたから、彼女は自分の「存在価値=編み物」だけだと確信する。
青年期におけるアイデンティティの確立(自分はこういう人間であると自分なりに確信すること)は重要な事だけど、自分らしさを保ちつつ、周囲の人々から認められたり、社会の中に自分を位置づけないといけない。
ミナとジュリは、それができなかった状況で暮らしてた。(ミナは家庭環境に難あり、ジュリはいじめ)
だから、彼女たちはあそこまで追い詰められてしまったのではないかと思ったよ。
難しく考えすぎかもしれないけど、キャストもガチってるし、メッセージ性がある映画だと思う。
皆さんの意見も聞きたいです。
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