ほくれれ

バティモン5 望まれざる者のほくれれのネタバレレビュー・内容・結末

バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます


前作の『アテナ』は、冒頭が見どころだったように感じ、今回は、ラストだ。

結論から言うと、ラストは消化しきれずに終わる。それは、映画に対して使ったのではなく、映画の主人公の最後の気持ちのこと。

若者たちは、外出に時間制限が設けられ、

フランスの移民が住む団地、そこが市長の政策によって居場所を奪われてしまう。

生きる権利を少しずつ奪われていく、人々は怒りが溜まっていく。

その怒り、ラスト発散されずに誰も死なない結末を迎える。ハッピーエンドなのか?

彼の怒りは、一体どこに“昇華“されていくのか?観ているこちらも、落ち着かずに席を立つ。

映画館から出ると、そこはいつも日常で
自分だけ違う場所にいるように感じた。
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