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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出のaのレビュー・感想・評価

4.9
『ウィッシュ』の前に上映された吹替版にて本作を見た。

ディズニーを見て育った私にとっては、次々とキャラクターが出てくる度に当時のワクワクしながら見ていた気持ちが蘇り、嬉しさと懐かしさで終始泣いてしまった。
大好きなキャラクター達が、そのキャラクターのままで一つの世界に登場し、仲良く過ごしている姿を見るだけで、本当に幸せだった。

ただ、1つ気になった点としては、ディズニーはあまりにハンスに対して辛辣ではないだろうか。もちろん、ヴィランなので許されない事をしていたかもしれないが、他のヴィランズは集合写真に参加している人もいたにも関わらず、彼はそれを許されなかった。
私は、アナ雪のファンでもハンスのファンではないが、今作に登場したのに他のキャラクター(エルサ達)の一存で集合写真に参加できなかった事も不思議だったし、『アナと雪の女王』以外の作品でも、ハンスの存在や贖罪等を「ネタ枠」として扱うのも、もう辞めてほしいと思った。ここまで来るとさすがに可哀想に思えてくる。

ただ、それ以外は私の愛しているディズニーを改めて見る事ができ、本当に心から幸せな気持ちになれる作品だった。
もちろん声等は出していないが、あまりに私が号泣していた為、隣に座っていた子供に不思議そうに見られてしまった。私のせいで、その子の集中力が削がれてしまったかもしれないと思うと、申し訳なかったなと思う。
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