ジャン・リュック・ゴダール監督による映画。古いので全編モノクロ。
フランス映画らしさといったものがあるとすればこの映画のイメージが正にそれかもしれない。
それはストーリーの面白さというより、画の雰囲気や、変に気取ったセリフを重視している所がこの作品には多い気がするから。
普通に一見しただけではよく分からんかった。何故か肝心なところは謎の編集で一瞬だけ見せてすぐ飛ばしちゃうし。登場人物の行動には訳の分からないとこも多い。
ただ当時としては斬新な手法を取っていたらしい。ジャンプカットとか。
それが自分にとってべつになんとも思わなかったことは、ゴダールの撮影手法が現代となった今ではスタンダードと化しているのかもしれないな。
当時、リアルタイムで見れば感想はまた違ったものになるかもしんない。
ジャームッシュみたいに、雰囲気系を楽しめる人にはいいかもしれないね。