冒頭から、ジャンプカットを多用した大胆な編集で映像に独特のリズムがもたらされており、気持ちがいい。特に車内でミシェルが悪態をついたり、拳銃を取り出すシーンは、彼の反抗的な性格を際立たせると同時に観て…
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だからなんだ、結局、
最低って話だな。青春は。
バッツんバッツんに切り貼りされて展開されるフィルム。
大雑把なサントラ。
作風の大胆不敵さは正に、
主人公の生きざまと同期。
スイングするため…
▶︎2025年:118本目
▶︎視聴:1回目
《ストーリーについての評価等》
幸せな愛も無けりゃ、不幸な愛も無いんだ...
ニヒリズムともとれるけど、私は敢えて「愛には努力が必要」と、前向きで明…
2周目:
1周目よりも楽しめた。今回は英語字幕で観たからそれもあるかもしれない。やっぱりフランス語の映画は英語字幕の方が良い。まだ細々とフランス語の勉強を続けてるので、もちろんまだ字幕なしではとても…
ゴダールは常に「(その)ムードである」と画面を指差しているようで、それ自体が映画の推進力となる。今作はとてもそれが強く、柔らかなムードの規定の連続が本当に面白かった。
映画監督は映画を撮るし、自動…
ここに徹底して描写される、nonという否定の声。その純粋さは、映画的と言えばそうなるかもしれず、結果として、何らかの象徴性を拒んでいるようにさえ思える。
ジャン=ポール・ベルモンド演じるミシェルが…