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勝手にしやがれのtychのレビュー・感想・評価

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)
3.8
A BOUT DE SOUFFLE 1960年 ジャン=リュック・ゴダール監督作品 モノクロ 95分。パリ、次々車を盗むミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は白バイ警官を射殺してしまい、思いを寄せるパトリシア(ジーン・セバーグ)と幸せな逃亡生活に入るが、、。最後は愛するパトリシアに密告され、それを知っても「運命」とばかりに受け入れる。そして、刑事に撃たれた後 体を捻りながら長いこと走って力尽き、自らの手で瞼を下ろす。「意味の無い」殺し、パトリシアとの「意味の無い」会話、終いには「疲れちまった」と逃げもしない。どうしようもないチンピラ ミシェルだが、ベルモンドが演じると洒落た人物に見える。
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