ある依頼を受けた事で私立探偵が陰謀に巻き込まれ、殺人犯として追われるはめに。探偵は身の潔白を証明しようとするが…。アントニオ・バンデラス主演のサスペンスアクション。
最近観たアントニオ・バンデラス主演のアクション映画がスゴく面白かったので過去作も観てみようと観賞。自分の好きな私立探偵設定とハードボイルド臭がして期待せずにはいられない映画でしたが…。
オープニングクレジットはカッコ良くて期待が高ぶる。一人語りも多く、私立探偵物特有の酒と女と夜と云った感じでニヒルな語り口。「貨物列車が迫ってくるように記憶がよみがえった」など探偵小説のような独特の表現もある。共演者はどこかで見た顔ばかりで豪華。
これだけだと面白そうに聞こえるかも知れませんが、警察の取り調べから回想される話が回りくどくてとにかくダルい…。謎を解いていく楽しさもハードボイルドなカッコよさも弱い…。ミステリーと言えば聞こえが良いがわざと遠回りで分かり難くしている印象があります。更には科学や宗教に関わる話で混迷を極める…。憂さ晴らしにカッコ良いアクションシーンに期待したいがほぼ無い(´・ω・`)
真相を知ってもスッキリしないし、デカブツガただ単細胞なだけ…。ザ・ビッグバンってそういう意味だったのか…もう最初とは違う映画になっている…。途中までは探偵物としてとりあえずの体裁は保っているので探偵物がお好きな方と変わった映画がお好みの方はどうぞですがオススメはしません…。私はもう観たくはないですしどうでもいい┐(´д`)┌