ウェス・アンダーソン監督の短編4作目。
Netflix「奇才ヘンリー・シュガーの物語 他3編」の最後に収録。
これまたウェス・アンダーソン監督らしい色彩設計と演出で、やっぱり短編との相性抜群なんだなと再確認。
苦手な人は苦手そうだけど、好きな人は大好きっぽい……ってすごいよね。
ただ、先述した「奇才ヘンリー・シュガーの物語 他3編」でまとめて観てしまったために、最初のほうは「あれ、ベネディクト・カンバーバッチってヘンリー・シュガー役じゃなかった!?」と一瞬混乱した(笑)。
お腹の上で毒蛇が眠っているから動けない。どうにかしてくれ……!
というお話。
「奇才ヘンリー・シュガーの(略)」に収録されていた4つの中短編の中で、もっともコメディーちっくなストーリーだったと思う。
ベネディクト・カンバーバッチの表情管理がうますぎる(顔芸とも言う)。
ウェス・アンダーソン監督の作品って、シナリオに合わせてちょうどいい長さになっていることが多いんだよな。
この「毒」も、これ以上やったらくどくなってしまいそうだし、かといって短すぎると、オチが想像できるだけに「結局なんだったん……?」で終わりそうだし。
今回もお見事でした。