ねぎおSTOPWAR

最後の防衛のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

最後の防衛(1997年製作の映画)
3.5
シネマートは新宿、心斎橋で上映、同時に《おうちでシネマート》にて配信されています。
(おうちでシネマートは少しお高めなので、余程他で見られない場合に利用しています。期間ごと3本セットの割安パッケージもありますので是非!)

さてそのシネマートは韓流の聖地とも言うべく積極的に韓国作品が取り上げられます。その特集企画「韓流映画祭」も2023.10で3回目を迎えるわけです。
確かに超マニアックなセレクトで、かなり前の作品も多いです。
第3回で必見なのは「晩秋」ですね。
大元は巨匠イ・マニ監督の1966年の作品。
ざっくり言うと・・
「服役囚の女性が特別に出獄している中、追われる男と出会い恋をします。なかなか再会できず、男は刑務所の前で女性を待ち、そして逮捕されてしまうという<切ない>話」
これは萩原健一で日本のドラマでリメイクされています。
さらに直近2010にはキム・テヨン監督、ヒョンビンとタンウェイ主演で何度目かのリメイク。これは英訳されて「レイトオータム」です。
でね、1981年にキム・スヨン監督で一度リメイクされていて、今回それを10/27からスクリーンで観られます。また同日から<おうちでシネマート>で観ることが出来ますよ!!




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「最後の防衛」の話でした😆

1997年のおバカコメディです。

『防衛』って韓国ならではのニュアンスがあるようなんです。
兵役があるのはみなさんご存じですよね。で、身体的な理由や持病等で免除になる人も多いわけですが(無理やり嘘つき、バレて大変な話題になる人も多い😆)、免除程ではないけれど、過酷な訓練には耐えられないであろう場合、警察などなどで従事するケースがあるそうなんですよ。それを『防衛兵』って。今は『補充兵』って言うようです。

お話は・・
フィリピンで韓国人の誘拐事件が発生。
秘密裏に奪還計画が進行し、5人の精鋭が送られることに!!
するとたまたまハッキングしていた防衛兵の息子と友人が、その作戦名を誤解し、防衛兵5名とすり替えてしまったからさあ大変!!
まともな訓練さえしたことがない5人は生きて帰ってこられるのか!!!???


もうね、1997年でしょ、この頃の韓国のほとんどって日本と大差ないんですよね。とりわけこの作品はかなり勢い任せで作ってる!🧐

若きホ・ジュノが出ています。


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