評判が良さげなのとポスターが仮面ライダーや原田龍二っぽく見えて気になり、視聴👀
物語は、岡田将生演じる東昇が崖から義父母を突き落とす衝撃的なシーンからスタート。背景が地元・読谷っぽくて、思わず引き込まれる。もう一人の主人公、中学生の朝陽の物語は沖縄市のコザ周辺が舞台かな？
見慣れた場所が次々と映って、学生時代に遊んでいた風景も多く、ストーリーに全然集中できなかった…。
内容はポスターの印象と違ってクライムサスペンス！
登場人物たちは地元民っぽいけど、みんな標準語なのがちょっと気になる。でも、マチャアキみたいに不自然な方言を使われるよりは見やすいし、どこか異世界（マルチバース）を見ているような不思議な感覚に。
民家の生活感がリアルすぎて「うわぁ、実家…」ってなった。
離婚、DV虐待、貧困といった家庭の問題や、地元大企業の強大な権力、ドラッグなど沖縄の闇が描かれているのも印象的。実際の県民はそれでも明るく陽気に生きているけどネ…
そんな感じで、ほぼ背景ばかり気になりながら1時間半が過ぎ、ようやくラスト30分、昇と朝陽のサイコパス対決に突入。そして、お母さんのシーンがもう…悲しい、悔しい、絶望感……。
沖縄の太陽が近くて蒸し暑い感じと、物語の独特な雰囲気が合わさって、なんともいえない空気感があって面白かった。
でも、もっとカタルシスが欲しかった…
一生刑務所で自分の罪を悔い続けてほしい。
