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ありふれた教室のhayatoのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
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「証明とは、1つ1つ導き出すこと。」
その過程を飛ばし、主張の段階で断罪しようとすることで、事態は悪化の一途を辿る。
(そもそも、人が人を裁く時点で、嫌でも軋轢は生まれるが。)

何かを隠そうとすれば、どこからか綻びが生まれる。
どこかで誰かが、素直に行動の非を認めていれば、こんなことにはならなかったのかもしれない。
頭で分かっていても出来ないのがもどかしく、人間の醜い部分なのか。

ゼロトレランス方式の是非も問われる作品。
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