2023年公開のドイツ製社会派ムービー。
新任教師カーラ・ノヴァクはポーランド出身で、7年生(日本では中1)の担任を務める。ストーリーは、盗難事件が頻発する校内で、生徒への聞き取り調査から始まる。
…
学校という閉鎖空間における息苦しさを全編通して感じることができる傑作。
意外だったのは、ドイツの教育現場でも警察の介入にかなり後ろ向きだった点。日本では、聖域と表現されるほど警察の介入を拒む学校体…
中学校で起きた盗難事件を、熱血若手教師の目を通して描いたサスペンススリラー。学校あるあると現実の恐怖。学級崩壊。移民。子どもの残酷さ。子役の演技。民主主義の弊害。跳び箱のグループワーク。教師には改め…
>>続きを読む作品の素晴らしさ以前に観るものを最後の最後まで不快させる見事な作品。教師に限らず教育に関わる者に聖職者たる相応しさを求めるのはもはや不可能でしょうね。日々のニュースでも教育者の不祥事は数知れず。移民…
>>続きを読む教師が抱えるストレスは悪夢のようだった。
跳び箱の上に6人が乗るためには手を繋ぐという素敵な授業が最悪な結末を迎えた時や、同僚にハグを求める瞬間、教室に入るや否や大きな声を出すところは自分も胸が張…
一つ一つがどうにも身近で起こり得る話で、ずっと緊張感がある。すぐそばにある危機に、私ならどう対処するだろうと、いちいち問われているようでしんどいが、目が離せない"面白さ"があった。教師をしている人が…
>>続きを読む気分よく観れるシーンが1つもない、ずっと顔しかめて観てた。
子供は無邪気で純粋だからこそ残酷というか、大人とは違う部類の厄介さがあるよな、と。大人も大人で終わってるんだけどね、この映画においては。
…
© if… Productions/ZDF/arte MMXXII