息ができなくなっていく感覚。
なにが正しい行動なんでしょう。誰もが“正しいと思うこと”を言っているのに、かみ合わない、分かり合えない。
カーラ先生がどんどん追い詰められていくし、子どもも先生も保護者もおかしくなっていきます。
主人公のカーラはいたって真面目な先生で、子どもたちに寄り添っています。それなのになんでこうなる?そんなつもりじゃなかったのに、全く違う方向に学校全体が飲み込まれていくのです。
知る権利があるんだと黙秘を攻め、任意だからと言いながらほぼ強制的に問い詰める。真実がどうでも良くなっていく現実のはかなさよ〜
ラストのあれはどういう意味なのか。自分では消化できていません。