かくわ

ありふれた教室のかくわのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
4.0
学校内で起きた盗難事件を発端とするサスペンス

学校は社会の縮図で、かつ閉鎖的。隠し撮りをしたのも生徒への疑いを晴らす為なのに、その後の対応を誤ったばかりに、影響が広がっていく。。

ラストで起きることは切ないのに、映像と音楽、クレジットがカッコ良すぎて…

「不寛容」を方針とする学校側の強行とも言える対応と生徒との板挟みになる先生か観ていて辛い。でも1番の被害者はやはり生徒たちだよなぁ…

原題は『職員室』。邦題は反対とも言える『教室』なのに、邦題の方がしっくりくる。
学校だけでなく、会社であっても「組織の中の社会」にはこんなことがありふれていると思う。

ドイツ語
字幕翻訳:吉川美奈子


2024-094-092
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