かるだも

一月の声に歓びを刻めのかるだものレビュー・感想・評価

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)
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軋む雪の音、その静けさ。人間であること、女であること。こんな書き方ができるのか、こんな映し出し方があるのか。三島さんだからこそできる長回し、色気ある画角、息遣い。肉声化される過去から聞こえる生々しい心。確かに存在する故郷。罪とは?

ティーチインで話す三島さんの言葉に泣けてしまう。鋭く、やさしい、作品だった。