第一章、最後まで親族に対して思いの内を吐き出すことはなく、自分の内に秘めたまま叫び続け受け入れていくことを選択。
第二章、ぎこちなくも、最後は親子で思いの内を打ち明け合う。
第三章、第一章と同じく家族には思いを伝えることはない(おそらくこれからも)、ただしたまたま会った赤の他人には内なる叫びを聞いてもらい、おそらくだが今までとは違う一歩を踏み出したように見える。
いつでも家族が1番の理解者にはなり得るとは限らない。全て1人で抱え込むことが悪いことではないと思うし、成り行きで出会った赤の他人が救いになる場合もある。
理不尽なことが起きうる人生だけど、生きている人たちは選択し続けることができる。