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青春18×2 君へと続く道のアイヲのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
4.5
切ない青春映画の王道展開でありながらも、どこの場面も大事で切り取りたくはない瞬間が詰まっていた。
アミと過ごした時間は、夏の活気溢れる台湾みたいに騒がしくて楽しくて、アミがいない時間は、雪が積もった冬の日本のように静かで寂しい。情景はまるでジミーの心の内を表しているよう。それでも良い場所には良い人がいて、アミがいない日本でもアミのようにジミーの背中を押してくれる場面がたくさん散りばめられていた。挫折や息苦しさで立ち止まったときにこそ旅をする。それを教えてくれたアミの存在はこれからも大きい。上質な青春映画でした。
やっぱり清原果耶ちゃんの泣きの演技はさすがすぎる。すぐ感情移入して持ってかれる。終盤、涙のノンストップ清原果耶ちゃんしんどかった。ボロボロ泣いた。
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