Sominha

青春18×2 君へと続く道のSominhaのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
4.5
自分にとって終始涙が止まらない映画だった。

二度と会えない友人や一言二言だけ交わした人が世界中に沢山いる。返しきれない貴重な経験や感動を貰い、自分は何か与えられたのか。そんなセリフが突き刺さり、ずっと内面にある感覚が表に出てきた。
旅における情動が大きく起こる場面、五感の全てがそこに向かって、自分の過去や考え方が頭の中を駆け巡って抜け出せなくなったり、逆に覚悟ができたりする。そんな瞬間が何にも代え難いものだから、1人で旅をしているのだと思う。

16歳から1人旅をはじめ、今でも関わりのある多くの友人やもう会えなくなった大切な人への感謝と罪悪感は今後も抱くだろうけど、自分の人生に登場してくれたこと、その場面を大切にして生きていきたいと思った。

ちなみに3日前に台湾旅から帰国した
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