このレビューはネタバレを含みます
美しくも切なく悲しいストーリー。
「一休みはより長い旅のために」
「新しい自分を見つけるための旅」と「今まで生きてきた自分を確かめるための旅」
このふたつの言葉は旅好きの私にとって心に残っている。
アミとのデートが決まってからのジミーは勝負服を必死に選んだり、ネットで手の繋ぎ方を調べたりと自分を見ているようでニヤニヤが止まらなかった。
あと登場人物がみんな優しかった。個人的にはカラオケ店の店長とネカフェで働くフリーターが好き。
泣かせにきてる展開が多くはあったが、自分はしっかり感情を乗せて観ることができたし、最近感傷的になっていることもあるのかずっと涙ぐんでしまった。
物語の構成がしっかりとしていた印象。
主題歌がミスチルであったり、スラムダンクが登場したりとファンには嬉しい演出も。
また、Loveletterも観てみたいとも思った。
結末を知って観るとまた違った見方ができる映画なのかなと感じた映画だった。