心のシャッターをきる。
トンネルを抜けた後、ハッと息を飲む空気
。旅で会った人とはもう会うことはないんだろうけど、会ったことは忘れない。
これが印象的だった。
アミとの思い出を巡るジミーのロードムービー的な。
台湾の街並みもたくさん映っていて、バイクに乗ってる景色や街並みも、ランタンに向かう電車のシーンとかすごく良かった。
出会いのスラムダンクの聖地の湘南。映画ラブレターの雪景色の長野。ランタン祭りの新潟。アミの故郷の福島…。
各地でそれぞれに付随するアミとの思い出を挟みながら旅している。
18歳ジミーが初々しくてアミのこと好きなんだな…っていうのがわかりやすく可愛い。でもこれはアミのこと好きになるよ！わたしも作中で好きになっていた。
だからこそ、だんだん分かってきて辛かった。ジミーはわかってて来たのか、向き合うために。ラストも爽やかというか前向きな感じで終わって、なんだかノスタルジックな気持ちになった。
p.s.
ラブレターを見た事ないから観ておけばよかった。みんな岩井俊二監督好きなんだって。昔にリリィシュシュのすべて観て嫌な気持ちになったからそれ以降観てないんだよね。ラブレター観るか…
