夏の台南と冬の東北の風景の対比が美しく、画が綺麗な映画だった。
変に明るい大半の邦画と違い、少しフィルム的なザラザラ感がありながらもカラグレで彩度が綺麗に風景を見せてくれていた。
主人公のジミーとほぼ同世代ということもあって18年前を感じながら感情移入して鑑賞でき、ウブなジミーが可愛かった❤
オチは予想通りで物足りなさはあったし、ジミーの夢がゲーム制作である必然性が特になかったのも残念だったが、話の構成がよく、綺麗にまとまっていたのと、単に暗くなるようなエンドではなかったので鑑賞後感も良かった。