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青春18×2 君へと続く道のseijiのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
4.6
主人公(Jimmy)が高校時代にアルバイトをしていた台南のカラオケ屋に、一人旅をしている4つ年上の女性(Ami)がやってきて、Jimmyにとってこれまで退屈だった時間が動き出す恋の話。

ストーリーとしては冒頭である程度想像できたが、台湾映画らしい夏の湿っぽさと情景美、日本映画らしい冬の澄んだ空気と現実味を度々の描写で感じられる作品。
それが心情と重なるように上手に表現されていて、想像できる展開でも没入できて感動した。

旅の目的は自分探しや何かを変えるためにってよく言うが、自分の歩んだ道を確かめる為でもある、という解釈は気付きと共感があった。
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