眠る猫

バッテリーの眠る猫のレビュー・感想・評価

バッテリー(2006年製作の映画)
3.5
野球の才はあるが、性格に難ありな少年。
少年が家族、友人と共に成長していく様子を丁寧に描いている。

病弱な弟のため、特に母親の愛情に飢え、孤独をひたすら野球に打ち込む。

最後、天海祐希さん演じる母親が笑顔と共に応援する姿と、その姿を見て笑顔になる少年原田がとても良かった。
その少年原田匠を若き日の林遣都さんが演じている。
何も信じたくない表情、少し人をバカにしたような目付き、どれを取ってもデビュー作とは思えないほどの素晴らしい役者さんだと思う。
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