この作品は笠智衆の追悼企画としてテレビで初めて鑑賞した。
平成5年だったので当時は私は高校生の頃だった。
若い「御前さま」と、
とても若い「極道の妻」に驚いた思い出だ。
当時は、本作品の面白さがサッパリわからなかった。
それ以来の鑑賞だ。
今年2023年、初めて東京物語を見て小津安二郎の作品の良さがわかってきた自分に、ようやく人生観を纏ったのだと実感した。
さて本作品は妻に先立たれ、これまで娘を便利使いにしていた自分を考え直す作品。
この作品に背中を押されたお父さんはたくさんいたのではないでしょうか?
時代錯誤な表現もありますが、古き良き時代にも思えます。
タイトルのネーミングは謎だ。