勝手ながら、人間、特に男というものは歳を重ねるに連れて頭が硬くなっていくものだと認識しているが、笠智衆演じる平山は決してそんなことはなさそうだ。
恩師であるヒョータンと一人娘の話を受けて、自分の路…
小津の映画界におけるポジションにも功績にも足跡にも手法にも何の興味もありませんがしかし、何でしょうかこのスペクタクル感は。
単に爺さんが酒を飲んでいるだけなのに、単に酔っぱらってくだを巻いているだ…
本作初見は1980年5月5日の銀座・並木座、その後何度も観ているが、本日観たのは「【Blu-ray】ニューデジタルリマスター版」だったので、映像の綺麗さはハンパないほどのクリアさ✨
内容も笑いあり、…
おじさん観察日記もとい、父と娘の物語。
前半は友人や会社の仕事仲間とおしゃべりしたりして、どんな映画かつかみづらかった。会話劇でゆっくり映像が進むのもあるか。それが一転して結婚相手を探し出すところか…
結局人はひとりぼっちだと、ひょうたん・堀江のようになるくらいならと、孤独を選んだ平山/小津の表情がなんと穏やかでもの哀しいことか
一方覚悟を決めた路子の表情は冷たく、ひょうたん娘の涙はかなりグロい
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