おじさん観察日記もとい、父と娘の物語。
前半は友人や会社の仕事仲間とおしゃべりしたりして、どんな映画かつかみづらかった。会話劇でゆっくり映像が進むのもあるか。それが一転して結婚相手を探し出すところか…
結局人はひとりぼっちだと、ひょうたん・堀江のようになるくらいならと、孤独を選んだ笠/平山の表情がなんと穏やかでもの哀しいことか
覚悟を決めた路子の表情は冷たく、ひょうたん娘の涙はかなりグロい
どの顔…
小津安二郎監督の遺作観る
妻に先立たれ娘息子と暮らす
平山。同窓会に恩師を呼ぶが
娘と二人暮らしの老いた師を
目の当たりにして
脚本 野田高梧/小津安二郎
何度目か忘れたが久しぶりに観る
晩年…
アマプラのプラス松竹(月額330円)に含まれている。
『晩春』『麦秋』と共に家族三部作として括られているが本作だけ圧倒的に洗練されており遺作にしてまさに集大成という感じである。テーマ性では『東京物語…
3度目ぐらいの鑑賞だが、やはり秋刀魚は出てこないんだな。今年は秋刀魚を食べていないし、秋刀魚が益々恋しくなる映画だ。
「結局、人は独りぼっちなんです」。
生涯独身だった小津の遺作で語られるこの台…
川又昂さん監修のもとでリストアが行われた小津監督の遺作らしい。
絵がめちゃくちゃ綺麗でどこを切り取っても絵になる。昭和のおじさんたちの社会が分かる時代性の強い作品。悪口のセンス、酔っ払いの演技、リア…
小津映画はいろいろと見ているが、今回が一番会話が下品に感じてしまった。少々やり過ぎでは。
軍艦マーチも今は思い出。恩師も衰えが目立つ。娘が嫁ぎバーでひとり酒を飲む姿には哀愁が漂う。
今作では団地…
基本的にただのホームドラマだが、巧みな構成と超豪華な俳優陣のおかげで、今と昔の差を味わいながら見ることができた。見覚えのある家屋、会社、飲み屋の佇まい。結婚の在り方、社会における女性の扱い、核家族の…
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