Paula

スリ・アシィのPaulaのネタバレレビュー・内容・結末

スリ・アシィ(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

善 対 悪 !
勧善懲悪主義 ‼
そして何よりも弱い者の味方 !!!

身ごもっているアラナの母親は、こんなことを映画も始まって間もない時に旦那さんに言っている。あくまでもインドネシア語ですけど... 何か?

I dream of Merapi every day. Feels like
it's calling me.

そして、突然に起こる火山大爆発

Kala: The Goddess Asih promised...
   to pass down her powers to
   a human being...

昔、むかし...
"The Goddess Asih" との戦いに敗れた "the Fire Goddess" は火山に幽閉されたが、その5匹の悪の権化のシモベたちが、彼女の復活を望んでいる。
Mariani: And if the Fire Goddess is
    resurrected... it will not only
    lead to the nation's demise.
    But also the world.

何電関電、ところで...
「ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース」の時代背景は4つのエラに分かれていて、その誕生は、まだ人類が文字を持たない、かろうじて言葉を発していた可能性のあった75000年前にインドネシアのトバ火山が大噴火した事で寒冷化が進み、この世から人類が死滅するところを彼らは、その危機を乗り越えたことで人類の進化が加速した時代にさかのぼる。そして、その時代を BCU (ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース) では、"the Era of Legends" と呼んでいる。

Sri Asih will be streamed exclusively
on Disney+ Hotstar starting
March 24, 2023!  (ブンミラゲット・オフィシャル・サイトより)

何故こんな事を載せるかってか?
マーベル・コミックスを抱えるディズニーの子会社、Disney+ Hotstarと提携することで、うがった見方をするヘンコなあたしからするとブンミラゲットとホットスターとの間でキャラ被りを避けるためのすり合わせをしたのではないかと思ってしまう。何故なら...
ギネスブックにも載っているコミックスに登場するキャラ被りの一番最初の裁判が1940年にDC コミックスの前身会社"ディテクティブ コミックス, Inc."と "フォックス・コミックス(何の因果か?DC コミックスに買収されている。)" の間で行われている。だって、
なんたって、腕輪や伸縮自在の "真実の投げ縄" なんてクリソツのダイアナですもの!? でも彼女は、DCコミックスのキャラなのでいいかなって キャー(⁎˃ ꇴ ˂⁎)ッ💕

でも一番違うところは、アニミズムやシャーマニズムのような自然崇拝を信じる土着信仰を映画の中で取り上げられているところで歴史のないアメリカ産のコミックスとは一線画している。そしたらネイティブ・アメリカンを主人公にすればと思ってしまうけど...ダーウィンちゃんの「進化論」を知らない信じないコケージョンが多く住むアメリカではねぇ~、無理!

※余談として
何故か?BCUの記念すべく実写版の第一作『グンダラライズ・オブ・ヒーロー』の監督で脚本も担当したジョコ・アンワル監督が本作でも共同脚本家としてクレジットされているのは、ラストのバイクのシーンが突然登場しているのには意味が分からず、しかも最初は気が付かなかったけれども『グンダラ』を再度見直してみると、その部分が本作と共有されていた。オフィシャルによると本作『スリ・アシィ』は、例によってCOVID-19による遅延のせいってことで本当は2020年には完成されていました。

Mariani: There is another who has
    power like you, Sri Asih. His
    name is Gundala. He needs
    your help.
Sri Asih: How can I help him?
Mariani: You will all be connected
    together. With the power of
    the Goddess Asih.

あたしの場合の何の因果かは知らないけれど... 南の島からの帰り、飛行機のエンジントラブルでジャカルタで一泊したことがあるけども、そのエンジントラブルを吹き飛ばすほどの(誇張アリ)の恐怖体験を空港の玄関口に入ろうとした時に受けたことがある。そんな雨季乾季のごちゃ混ぜのジャカルタならではの最後の登場人物のスーパー・ヒーローであるグンダラのパワーの元が、雷という事は...可哀そう過ぎるほど雨が降らなければただの人ってか? お粗末でした。失礼します。

ただ、映画のほうが禿の人は毛嫌いってか!?
Paula

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