このレビューはネタバレを含みます
★近未来では実現可能になっていそうな “ 死んだ人と対面で会話ができる ” 昔のテレビのような大きさの箱には死んでしまった母親の顔が。いつでどこに行くにも少女・あみは持ち運んで箱の中の母親と会話をしており、学校にも一緒に登校している。周囲もその不可解な状況を受け入れている不思議な世界。。。実は少女・あみが死んでいて、箱の中の母親の世界が現実だった、なるほどそういう展開ね…だからタイトルも…と納得
★だんだんバグが起こり始める箱、からのクローゼットからあみが出てきて母親と抱き合うシーンは感動
★顔を箱に突っ込んで会話しているシーンはシュールで笑える
★わかりやすい構成と短めの上映時間が嬉しい、手軽に楽しめるちょっと怖さもあるファンタジーな家族ドラマ
【余談】
あみ役・浅田芭路、あみの母親役・小橋めぐみ、監督の舞台挨拶があり、コロナ禍の5日間で撮影されたと知って驚き。小橋めぐみは踊る大捜査線に印象的な役で出てたことを後から知った