広島を上演するの苹果のレビュー・感想・評価

3作目の「夢の果てまで」がブッ刺さりました。喪失感の描き方凄すぎる……

めちゃくちゃ文芸だ……

作品の順番が良いなと感じて、生活を描き俯瞰する1作目から、どんどん内なる世界、自閉的な精神世界へと進んでいるのかなと感じた。

何気ない日常→
他者から見た一人の人生→
己の持つ喪失感→
自分だけが知る心の安寧、旅

みたいな……